突然のバッテリー上がり!エンジンが始動しなくなりました。折角なので少し実験したくなり…
アイドリングストップ車に充電制御バッテリーを付けたらどうなる?をやってみます!

実際使えるかどうか気になる!
注意事項
基本的にアイドリングストップ車(以下ISS車)に充電制御バッテリーを使うことはタブーです
短期的には大丈夫でも長期的には問題が起こったり、保証が受けられなくなる場合があります
同様に挑戦され、問題が起こっても管理人はどうしようもできませんので悪しからず

自己責任でお願いします
※ISSは IDLING STOP SYSTEMの略です
ISSバッテリーと充電制御バッテリー
ISS車にはISSバッテリー、充電制御車には充電制御バッテリーを使うのが通常です
性能比較すると
通常バッテリー < 充電制御バッテリー < ISSバッテリー
となります
①通常車
通常の鉛バッテリーは常に充電されています

基本的に発電している電気で電力をまかなっています。バッテリーの負荷は最小限で、エンジン始動時の電力供給が主な仕事になります
②充電制御車
ですが、満充電時に発電機が動いているとその分の燃料が必要になります。そこで充電制御車は燃料節約のために満充電近くになると「発電を停止」→「減ると充電」を繰り返します

このため負荷が掛かり、繰り返し充電しても劣化しにくいバッテリーが必要となります
③アイドリングストップ車
アイドリングストップは更に過酷で、エンジンを頻繁に始動します。エンジン始動には大電力が必要です。車種にもよりますが200Aを数秒使います。その減った電力をエンジン始動後に一気に充電、またエンジン停止からの始動を繰り返すのでかなりの高性能が要求されます

逆に言うと、アイドリングストップを常時オフにだと充電制御バッテリーで充分?な気もします。これが今回の検証の動機です
もう一つの大丈夫な気がするわけ
上記の理由で充電制御バッテリーでも大丈夫と思う訳ですが、もう一つ大きな理由があります
今回の検証に使う車はコチラMM32S型フレアワゴンです

MK32S型のスペーシアのOEMモデルとなります。共通してリチウムイオンバッテリーが追加されておりアイドリングストップからの復帰の助力としています

なのでいけると思うのですが…
予想として
ISS車に充電制御バッテリーを付けたらどうなるかの予想を
①バッテリーの寿命が短い
これは確実と思われます。どれくらいかは長期レポートになるので答え合わせは数年後に
ちなみに前回はM42Rバッテリーで2020年11月取付→2025年7月お亡くなりに。2年保証品で約4年半使えました。アイドリングストップは基本オフで運用
②アイドリングストップしない
何らかのセンサーでアイドリングストップしない可能性。個人的には嫌いなので願ったり叶ったり
③エンジン始動しない
そもそも始動できないかも。
と言うのは外寸同じ大きさのバッテリーだと基本性能が低いと思われます
前回のバッテリーはSUPERNATTOで「性能値60」まで互換可能。今回はLIFELEX「性能値44」のバッテリーを使います。大丈夫かな?

バッテリーのサイズや性能値についてはバッテリーメーカーのHPを参考にしてください
今回のまとめ
- ISS車に充電制御バッテリーはタブー
- 無保証になるので良い子は駄目
- 最悪エンジン始動不可かも
結果は次回!お楽しみに

良い子は真似しないでね~
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