エアコンの効きが悪いときがあるんだけど、我慢するしかないの?
少しエンジンの回転を上げたらいいよ!
エアコンとは
エアコンとは、室内温度を適切に保ち、室内で快適に過ごすためのシステムです。
今回は燃料で走っている車の話です。
ハイブリット車、電気自動車は当てはまらない場合があります
暖房
暖房は単純に物を燃やせば発生します。
車の場合は燃料を燃やして走っているのでその排熱を利用しています。
もともと大気中に捨てる熱なので、燃費には影響しません
冷却水を介して室内に熱を導入しています
たまに、燃料節約のために
暖房を控えている方がおられますが
無意味ですのでガンガン使いましょう!
約1/3が車を動かすことに使われ約1/3が排気ガスと一緒に外へ出ます
残り約1/3がエンジンに残り冷却水を通してラジエターから排出されます
これからは、暖房はガンガン使おうっと
冷房
冷房は暖房と違い、熱交換という仕組みで涼しくしています
イメージとしては室内の熱を他に移動させる感じです。
冷房の仕組み
冷房の仕組はフロンガスを圧縮することで
外の空気とガスに温度差を作り車外に熱を捨てています。
(今はフロンは使っていませんが…)
※以下の温度表記は分かりやすくするためのイメージです
ガスの温度は気温と同じですよね
この時の温度は20℃
圧縮すると熱のエネルギーはそのままで
体積が減少するので熱を持ち、100℃になります
この時点で外の空気と温度差ができます
その時に大気に触れさせて冷やします。50℃に下がります。
熱エネルギーが外の空気に放出されているので、圧縮をやめるとガスの温度が10℃に下がります
それを室内に送って室内を涼しくしています。
考え方としては室内の熱をどれだけ多く外に捨てるか
=よく冷えるになります。
外に熱を捨てるから室内が涼しくなるんだね
熱交換ってそう意味なんだ!
冷房の効きを良くする方法
外気温を下げる
外気温をさげると熱を捨てやすくなりよく冷えます。
熱を捨てるところ、家庭用のエアコンで言うと室外機に
水をかけたりドライアイスを置いたりすれば良いですが、車では難しいです
車は速く走って風を当てれば冷えますが
流れの悪い道もあり確保は難しいですね
ガスを熱くする
先程の例でガスを圧縮すると、例えば100℃になると書きましたが
200℃にすれば大気の温度差が大きくなるのでより多くの熱を捨てることができます。
ガスが減って温度が上がらないのであれば改善できますが
ガスの質を変える圧縮機を新品にするなどはコストがかかり
車自体を買い替える方が現実的です
多くガスを圧縮する
ガスの流れを速くしてより多くのガスを圧縮し冷やすサイクルを短時間に行えば
結果多くの熱を捨てることになります。
車のエアコンの圧縮機はエンジンと繋いでいるので
エンジンの回転を上げれば圧縮が速くなり、結果よく冷えます
アクセル等で回転を調整してやれば同じことが起こります
まとめ・方法
エアコンの効きが悪いと感じるときは渋滞のときではないでしょか?
止まっているならギアをNにし、アクセルを踏む
トロトロであればギアをLや2にして回転を上げながら走る
と涼しくなります
目安は
軽・小型車2000回転
それ以上は1500回転
夏場に室内が暑いとイライラして事故に繋がりかねません
室内を快適な温度に保ち、気持ち良いドライブにしましょう
ちなみに渋滞なしで走って冷えないのは故障ですので修理してくださいね
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