暖機運転のすすめ 何してる編

メカニズムのすすめ
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はてな子
はてな子

そもそも暖機って何をしてるの

こたえさん
こたえさん

部品などを暖めて
動き良くしてるんだよ

前回は暖機の仕方を解説しましたが

今回は何のために暖機をしているかの解説です

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エンジンオイルを適正な温度に

40代以上の方は、このCMを見たことあるのではないでしょうか?

1980&91 モービル1
ksoikより出典

モービルワンのCMです。

オイルは温度によって粘度が変わります

コチラの40℃と100℃の粘度の差を見て頂ければ分かるように全然ちがいます

暖まるとエンジン設計上の粘度になるようになっています

なので冷たいオイルは固くなって本来の潤滑性などが発揮されません

コンディションの良い温度にするために暖機します

今は「0W-30」の様に気温を考えなくて済むオイルですが、
昔は「30」しかないオイルでした。
しっかり暖機をしないとオイル性能が発揮できず
エンジンを傷つけたりパワーが出なかったりしました
逆に言えば、今のオイルは当時ほどしっかり暖機しなくても問題無いと言えますね
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部品のクリアランスを合わす
(部品同士の適切な隙間)

鉄は熱を入れると膨張します。

特に、ガソリンが燃える場所の近くでは、鉄が赤くなるくらいです。

鉄が0℃の時と1000℃の熱にさらされているときとでは大きさが少し変わります

0.1~0.05ミリ以下の部品精度で設計されているエンジンには

かなり大きな差と言えます

株式会社友栄精密HPより出典

これももちろん暖まった状態で設計されてますので

冷えているときは部品同士のクリアランスが正常ではないのは明白ですね

※ちなみに1mの鉄の棒が1度温度が上がったら、0.01116 mm伸びます。

解析技術が進化して精度に関係ない部分を膨張・収縮させ
冷間時も正常なクリアランスを確保できるようになってきています。

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ガソリンの燃え方

昔は機械式でしたので燃料の濃さは一定でした。

暖まっているときでセットしているので

エンジンが冷えているときは

安定して燃焼はしにくい状態です

エンジンがかからなかったり、

直ぐにとまったりして冬場の始動は大変でした

暖機をしないと、走行中に止まることも

今は電子制御化により

気温や状態によって燃料の濃さを変えることができる様になりました

今は各部のセンサーから得た情報で
最適な燃料に調整するので
直ぐに始動し、走り出せます
(極寒冷地以外)
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水温を上げる

暖房はエンジンの冷却水から熱を取っています

窓の氷を溶かしたり、くもりを取るには暖かい風が必要

暖機する理由はこれが一番かもしれませんね

最近のハイブリッド車は水温が上がりにくいので
電気で温風を出す車種も有ります
これも暖機の必要は無くなりつつあります
電気自動車では全く無意味です

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まとめ

・昔はオイルや部品が冷えていると
 エンジンが正常に動かなった

・部品の解析技術やオイルの質、電子制御によって
 エンジンが冷えていても走り出せる様になった

・よって暖機は極寒冷地以外は特に必要ない

・暖機をしている人は過去の慣例か暖房が理由である

暖機が必要無くなった理由は技術の進歩です

1分間暖機で資源を節約し快適な自動車ライフにしましょう

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