ガソリンが高い!
これは政府25円/ℓの補助金があっての価格
もし補助が無ければ200円/ℓ前後になっています
そんなご時世ですので、少しでも燃料を節約できる運転をシェアします
秘訣
- ブレーキを離してから1秒待つ
- 速やかに加速
- 早めにアクセルオフ
以上を守れば確実に燃費アップしますよ
もし10%燃費が良くなると
年間約11,000円
の節約になります!
大きいですね!
15km/ℓの車で年間1万キロ走ると
1万キロ÷15km/ℓ×170円
≒11万3千円支払い
10%減で約1万1千円の節約
10km/ℓの車で年間1万キロ走ると
1万÷10km/ℓ×170円
≒17万円
10%減で約1万7千円の節約
今回はAT/CVT車を基準に詳しく解説していきます
ブレーキを離して1秒待つ
現在の車は下記の理由で車両が停止すると(疑似的に)Nレンジに変わるようになっています
(Nレンジはエンジン空転)
のでブレーキを離して直ぐにアクセルを踏むとエンジンが空回りし燃料を無駄に使います
ですので一秒待ち、エンジンとミッションがしっかりと繋がってからの方が効率良いです
大まかに言うと以下の2点が理由です
①エンジン負荷を下げる
負荷の掛かったままエンジンを回すと馬力を食われ燃費が悪くなります
②アイドリングストップからの復帰
再始動するのに負荷がかかっていると電力を多く消費
モーターも大きいものが必要になります
速やかに加速
ユックリ・ユッタリと加速する方が低燃費だと思っている方が多いと思います
(ふんわりアクセルが推奨されている)
ですがダラダラ加速よりそこそこ素早く加速
早めに巡行速度にして走る方がトータルでは燃費が良くなります
①加速より定速で走る方が燃費が良い
加速状態と定速巡行ではエネルギー消費が段違いです
少しでも多く巡行時間にすることでトータルで見た時に燃費が良くなります
下の図は加速時と巡行時の比較です。3倍以上の力が必要なのが分かりますね
②加速時/エンジンは効率良い回転数がある
下のグラフを見ると下の方に燃料消費率のグラフがあります(赤丸部)
コレを見ると消費燃料辺りの馬力は偏りがあるのが分かります
この図で言うと7千回転辺りが馬力の割に燃料消費が少ないです。
(エンジンにより違う)
エンジンの効率が良い回転を短く使うことで燃費を向上させることができます
早めにアクセルオフ
アクセルを戻すと惰力走行になり燃料消費が無くなります
(燃料カット)
前の信号が赤になりそうであれば少しでも早くアクセルを戻し惰力で進んで下さい
ブレーキの本質
ブレーキと言うのは燃料消費して作った運動エネルギーを無駄に捨てる行為です
ブレーキを減らす=燃費を上げると思っても問題ないです
実際の操作
実際の操作は以下の様になります
- ブレーキを離してしっかりとDレンジになるまで待つ(約1秒)
- アクセルを50%程度踏み込み加速(許容回転の50%くらいが目安)
- 巡行予定速度の10km/h下(60kmなら50km)になったら
アクセルを緩め始め巡行速度をキープ - 信号が赤になりそうだったらアクセルを戻し惰力で走行(ブレーキを極力使わない)
ふんわりアクセルはフェイク?
今回のふんわりアクセルとは逆の内容になっていますが、どっちが正しいのでしょうか?
答えは「状況による」です。
流れのよい道路で、しばらくの間巡行するのであれば素早く加速が良いです
逆に直ぐに次の信号が待っているならばふんわりアクセルの方が燃費が良いです
その理由
理由は最高速度が変わってくるからです。
運動エネルギーは速度の二乗、速度が2倍ならエネルギーは4倍になります
これは制動距離からも分かります
誤差はありますが40km/hだと11mですが80km/hだと54m!
言い換えると、その速度まで加速するには二乗のエネルギーが必要
つまり単純に言えば4倍の燃料を使うということになります
最高速を抑えるとその分節約になります
環境再生機構の表を見ても最高速が抑えれられていて
燃費に貢献しているのが分かります
使い分けが重要ですね!
まとめ
- ブレーキを離してから1秒待つ
- 速やかに加速
- 早めにアクセルオフ
- 適度に加速する方がダラダラ加速するより燃料を節約できる
- 10%程度節約(年間約11000円)できる可能性がある
- ふんわりアクセルとの使い分けが重要
このようにアクセル操作で燃費は変わります
また流れを妨げる迷惑運転も回避できます
適度な加速で環境とお財布に優しい運転を!
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