PHV・PHEVってなに?
充電できるハイブリッドだよ
今回はPHV・PHEVについてです
管理人は毎日50kmの通勤代を浮かす為にEVかPHVかで悩みました
その時の経験を元にPHVの特徴を解説します
PHV・PHEVとは
カンタンに説明すると、
ハイブリッド車に大きなバッテリを積み、充電できる機構を備えたものです
電池だけで走り、無くなるとガソリンを使います
(実際は効率を考えエンジンが稼働する)
モード
セッカクにエンジンがあるので、エンジンの方が効率良い時やパワーが必要な時は
エンジンを使い、それ以外は電気で走ることになります
この辺りは各メーカーのセッティング次第ですね
結果は充電放題プランのある
日産リーフにしました
今ならプリウスPHVにします
PHV・PHEVのメリット
メリットを解説していきます
走行費用が安価
EVと同じように安価な電気で走ります
ガソリンより安いので経済的
通勤費が格安になります
ガソリン(ノートガソリン車)
15km走るのに140円(1ℓ140円)
電気(リーフ標準車)
15km走るのに50円(20円×2.5kwh)
電気代はプランによる
電気代の計算
電池切れが怖くない
基本はEVです。普段の近場の通勤は小さめバッテリーの電気のみ
無くなってもガソリンを補充すれば走れるので、長距離も問題なし
EVの最大の弱点・長距離走行と充電待ちを解消しています
非常時、家に給電できる
急速充電ポートから電気を取り出し、家に給電することも可能
この辺はEVと同じですが、ガソリンを補充できれば
家庭用発電機になるので、災害時に重宝することは間違いないです
PHV・PHEVのデメリット
次は逆にデメリットです
大きなものは無い
実は大きなデメリットはありません
オイル交換が必要なくらい
沢山使われているエンジンを最適化して使用しているので
本体価格は、それほど高くありません。
むしろ現在はEVの電池が高価なので比較すると安いくらいです
主な車種
代表的な車種と特徴を解説します
トヨタ・プリウスPHV
いわゆる充電プリウス
プリウスに60kmほど走れるバッテリを積み
モーターを強化したモデル
海外では「プリウスプライム」と呼ばれ、プリウスの最上級の位置づけ
ハイブリッドの研究の成果か、電気の消費量がリーフより良く
欠点が全くなく完璧すぎて可愛げのない車
オプションに太陽光パネルがあり、一週間で約20km分充電できる
理論上は週20km走行以下なら一生ガソリン要らず
ソースはコチラ CarMe
三菱・アウトランダーPHEV
三菱アウトランダーのPHEV
クロカンスタイルと性能をそのままに準EV化される
4WDが特徴で、雪道もエンジン車以上の走破性能を備える
一回の充電で約50kmの走行が可能
ホンダ・クラリティPHEV
ホンダ渾身のPHEV
バッテリーを大きくし、EV走行距離を長くしてある
一回の充電で約100km走行が可能
上二台が大衆車なのに対し、こちらは高級車なので価格が2ランク上になる。
ライバルは輸入車?
トヨタ・RAV4 PHV
スズキ・アクロス
トヨタのRAV4のPHV版です
プリウスのデータをもとに最高の車に仕上がっています
電池のみで90km程度の走行可能
顧客ニーズをくみ取るのが上手なトヨタだけあって使い勝手は満点
1500wのコンセントを標準装備
特に家に給電するシステムは災害の多い日本向け
使用目的に合わせた2つのモードを用意しています
バッテリーだけを使って給電するEV給電モードに加え
HV給電モードはバッテリー残量が所定値を下回るとエンジンが起動し、
ガソリン満タン状態なら3日程度の電力を供給できる機能を装備
(V2Hは別売り)
スズキのアクロスはOEMになります
バッテリーの供給が間に合わず、スズキ車メインで販売中
海外の代表的なモデル
メーカー | 車名 | EV航続距離 |
---|---|---|
ベンツ | C350e アバンギャルド | 25.6km |
ベンツ | E350e アバンギャルド | 20.1km |
ベンツ | GLC350e 4MATIC Sports | 30.1km |
ベンツ | S550プラグインハイブリッド ロング | 30km |
BMW | i3 | 120km |
BMW | i8 | 40.7km |
BMW | 530e | 52.5km |
BMW | 740e | 42km |
BMW | 225xe アクティブ ツアラー | 42.4km |
BMW | 330e | 36.8km |
BMW | X5 xDrive 40e | 30.8km |
ミニ | クーパーSE クロスオーバー ALL4 | 42.4km |
VW | ゴルフGTE | 53.1km |
VW | パサートGTE | 53.3km |
アウディ | A3 スポーツバック e-トロン | 52.8km |
ポルシェ | パナメーラ4 E-ハイブリッド | 50km |
ポルシェ | パナメーラターボS E-ハイブリッド | 49km |
ポルシェ | カイエンS E-ハイブリッド | 36km |
ボルボ | XC60 T8 Twin Engine AWDインスクリプション | 45km |
ボルボ | XC90 T8 Twin Engine AWDプラグインハイブリッド | 40.4km |
ボルボ | V90 T8 Twin Engine AWD インスクリプション | 34㎞ |
ケーニグセグ | レゲーラ | 50km |
キャデラック | CT6 プラグインハイブリッド | 48km |
シボレー | ボルト(Volt) | 61.1km |
ランドローバー | レンジローバースポーツPHEV | 51km |
ランドローバー | レンジローバーPHEV | 51km |
カルマオートモーティブ | レヴェーロ | 80km |
まとめ
- PHV・PHEVはEVとガソリン車の良いとこ取りの車
- 通勤はEV、遠出はHVになり欠点無し
- EV電池は高いので価格はEVより有利
現在のところ、理想の選択かと思います
EVをお考えの方は、準備段階として乗ってみるのも良いのかもしれませんね
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