![はてな子](https://loveandtruckbus.com/wp-content/uploads/2020/08/128714.jpg)
S-HYBRIDって凄そうだけど…
![こたえさん](https://loveandtruckbus.com/wp-content/uploads/2020/08/168578.jpg)
実はシンプルハイブリッドだよ
e-POWER トヨタハイブリッドシステムに続き
今回はS-HYBRIDです
個人的にはこれを考えた人は
最高にビジネスセンスがある方だと思います
S-HYBRIDとは
日産がセレナなどに搭載するシステムで
簡易型のハイブリッドです
どちらかと言えば
強化型アイドリングストップシステムです
スズキのS-エネチャージ(現ハイブリッド)と同じコンセプトです
エンジンをかけるセルモーターを強化しエンジンを始動と走行をアシスト
アイドリング状態からスムーズに走り出すことができるようにしています
このモーターは発電器にもなっていてアクセルは離すと発電
簡易型回生システムでもあります
またサブバッテリーを追加することでアイドリングストップの時間を長くし
燃料の消費を抑制します
前に紹介したe-POWERが
ほとんど電気自動車なのに対し
こちらは、ほとんどガソリン車です
特徴・良いところ
まずは良いところの説明です
発進が滑らか
アイドリングストップからの始動はギアを介してセルでエンジンを回していました
ですので「キュルキュル」と音が鳴っており不快でしたが解消しています
このシステムはベルトでエンジンを回すので
静かにエンジンスタートできます
またそのままセルモーターが引き続きで加速をアシストするため
スムーズに発進、加速ができます
燃費が良くなる
日本の道路事情では信号停止からのスタートが頻繁に行われます
スタート時だけではありますが
モーターがアシストするのでそれなりに燃費が良くなります
コストが抑えられる
生産コストが抑えられるので販売価格の上昇が最小限です
「ハイブリッドは高価だし不要」という考えの人にも受け入れ易いと思われます
販売側の都合と消費側のメリットが合致していると思います
![管理人takechi](https://loveandtruckbus.com/wp-content/uploads/2020/08/s-1139112-s.jpg)
この辺りがビジネスセンス
良いなと思う
また発売当初は「ハイブリッド」というだけでエコカー補助金が貰えた時代でした
販売には大きな意義があったと思います
特徴・気になる所
反対に気になるところです
燃費があまり変わらない
簡易式ですから大きな改善は見込めません
特に高速道路では普通のガソリン車と全く同じです
ランニングコスト増
年式や車種によっては、バッテリーが専用品だったりして
交換時に高くつくことが有ります
まとめ
- 簡易式ハイブリッドで購入価格が抑えられている
- ハイブリッドなのでエコカー補助金が貰えた
(今はありません) - エンジン始動は滑らかでストレスが無い
- 結局、ランニングコストが高くつくことも
特にセレナの場合はe-POWERという選択肢があります
ランニングコストや未来感など総合的に考えると少し高価です
そちらを選んだ方が良いかなと管理人は考えています
追加
同じコンセプトのソリオ バンディットに試乗しました
エンジン始動は滑らかでした
モーターのアシストが思いのほか沢山使われていて
管理人が思っていたより燃費に貢献できていそうです
セレナならe-POWERですが
ガソリン車かコレかの二択なら間違いなくコレを選ぶ方が賢いです!
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