結局、EVは安上がりなの?
走行コストの計算をしてよう!
※電気・ガソリン価格は2022年2月現在です
電気料金・ガソリン代
まずは電気ガソリン代等の数値を探します
昼間の電気料金
周りの多くの方は関西電力と契約していますので、関電の電気料金で計算します。
深夜電力契約をしていない家庭は従量電灯Aで契約している家庭が多いと思います。
昼間の料金で電気自動車の充電は2段階目+燃料調整金を考慮して28円で計算します
深夜電気料金
関西地区で深夜料金契約の人ははぴeタイムRとなるようです。
今回はナイトタイムで計算します。基本料金も高いので18円にします
燃料費
軽油、重油、軽油、ガソリン等様々な燃料が有りますが、今回はガソリンで計算
ガソリン代は近くのガソリンスタンドが1ℓが170円ですのでコチラを採用
(2022年2月)
燃料消費率・電気消費率・距離
つまりは一般に言う燃費です。電気の場合は燃料ではないので「電費」と表します
燃費
1ℓの燃料を消費した時に走れる距離です
○○km/ℓ
電費
電気料金は1kwで計算されています
これに準じて計算します
〇〇km/kW
厳密には1kw/hが正しい表記ですこれは一定の電気を1時間使った量を示します
例えば、1200wの家庭用ドライヤーを1時間使用した場合の電気は
1200Wh=1.2kWh
となります
今回は○○km/kWで表記します
標準走行距離
日本では、中古車相場に走行距離が重視されています
リース契約や下取りなどで標準となる距離は月1,000km・年12000kmです
今回は1年12,000kmを走るコストを計算
実燃費
実際に1ℓで走れる距離ですちなみに我が家のフレアワゴンは16.5km/ℓくらいです
ガソリン車=ノート
ガソリン車代表は車体の大きさがリーフに近い日産ノートにします。
e燃費で標準車の数値で計算します
15km/ℓ
ノートのコスト
月1,000km÷15km/ℓ=66.66ℓ
66.66×170円≒11,300円
月11,300円(1,000km)
年135,600円(12,000km)
電気自動車=リーフ
e燃費には記述がないので経験から推測します
電気自動車はエンジンの廃熱がないので電気を消費して暖房を使っています
ですので冬場は電気の消費量が増え結果、1kw/hで走れる距離が短くなります。
春・夏・秋 8km/kw
冬 6km/kw
で計算します。実際はもう少し良い数値が出ます
充電効率
電気自動車等の話を聞いていると充電効率が抜けていることが多いです
色々な説がありますが、今回は85%で計算します
交流の電気を直流にするときに10%バッテリーに充電する時に5%程度と考えられています
リーフのコスト 冬
従量電灯Aの場合
月1,000km÷6km/kw=166.66kw/h
166.66×28円÷効率0.85≒5,490円
月5,490円(1,000km)
年65,880円(12,000km)
はぴeタイムRの場合
月1,000km÷6km/kw=166.66kw/h
166.66×18円÷効率0.85≒3,530円
月3,530円(1,000km)
年42,360円(12,000km)
リーフのコスト 春夏秋
従量電灯Aの場合
月1,000km÷8km/kw=125kw/h
125×28円÷効率0.85≒4,120円
月4,120円(1,000km)
年49,440円(12,000km)
はぴeタイムRの場合
月1,000km÷8km/kw=125kw/h
125×18円÷効率0.85≒2,650円
月2,650円(1,000km)
年31,800円(12,000km)
まとめ
ノートガソリン代
年135,600円
リーフ電気代
冬
昼間料金年65,880円 夜間料金年42,360円
春夏秋
昼間料金年49,440円 夜間料金年31,800円
電気代は高くて半分、最低なら1/4程度です!かなり安価ですね!
走行コストをみると電気自動車は圧倒的にローコストで運用できます
今後の性能向上により利便性も良くなればガソリン車を脅かすことになるかもですね
通勤用のリーフ
管理人がリーフに乗り換えたのは7年ほど前のハイオク190円時代
今もがガソリンが高騰中なので通勤用に一台用意してもよいですね!
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