路線バスに乗っていると、スマホを見ている人がいますよね
バスは電車と違い一般道を走っているので、急ブレーキをすることがあります
その時に油断していたら…
もしもバス車内で事故が起こったらどうなるか見ていきます
交通事故と同じ
結論から言うと、車外で、ぶつかったものと同じ扱いになります
事故発生
⇓
警察・救急に連絡
⇓
事故見分
しかも、人身事故になることが多いので
時間がかかります
そして運転手は行政処分等を負うことになります
走行中のバス内を移動されたり
手摺りなどに掴まらず立っている方を
よく見かけますが、
簡単に運行中止になります
非常に迷惑がかかります
運行中止?
人身事故の場合は、詳しく調書をつくるので
とても時間が掛かります
事実上、そのバスは運行中止になります
当事者以外は代替えのバスに乗りかえし
目的地まで向かうことになります
代替えのバスは?
当事者以外は代替えのバスに乗り換えですが
後ろにいるわけではありません
営業所や車庫からの出発です
少なく見積もって30分
場所によっては1時間以上もありえます
詳しい流れ
事故発生から詳しく流れを説明します
設定は路線バス内
急ブレーキで子供が転んだことにします
謝罪の言葉には触れていませんが、迷惑をかけた方々にお詫びの言葉も伝えてくださいね
事故発生直後
先ずは停止です。負傷者の程度と他に怪我人がいないか確認しおおよその被害を確認
緊急でなければ安全な場所に車を移動します
緊急であれば必要な処置をしてから移動です。
当然ですが、当事者以外の乗客に事故が発生したことを伝えます
負傷者の確認
負傷者と人数と、被害を報告用に確認します
各所連絡
警察とバス会社の担当に連絡します。
必要であれば救急車を要請
バス会社は代替えバスを準備します
当事者以外の乗客に説明
事故が起こったバスは警察に事故の調書を書いてもらうために、一時運休します
代替え車の到着を待つ旨を他の乗客に伝える
リストに名前と連絡先の番号を記入してもらう。あとで連絡がつくようにします
(任意なので強制はできない)
警察・救急車・代替え車の到着後
警察の到着後、事故の概要を説明します
救急車で運ばれる場合は、負傷者は後で調書を作ることが多いです
代替え車が到着後、乗客に移動してもらい、見送る
警察見分終了後
終了後は会社の指示に従う
大概の会社は二次災害を無くすため、続きの運行は無しになると思われます
会社に帰り、所長などに説明と始末書・報告書作成
後日
運転手の過失が大きければ行政処分等が言い渡されます
運転手が免停は不名誉ですし、仕事ができないですね
補足
最近はドライブレコーダーが標準化し、事故発生時の状況を見れる様になりました
警察なども明らかに乗客の過失の場合は罪の減免もあるようです
普段から注意喚起をしっかりしておくようにしましょう
今のところは無いようですが
あまりにも乗客の過失が大きいと
会社から乗客に対し
損失の補填を求められる可能性もあります
まとめ
・事故が起こると、そのバスは運行中止して警察の調べに入る
(車外事故と同じ扱い)
・代替え車両にて続きの運行が行われるが、時間的ロスが発生し迷惑をかける
・ドライブレコーダーの普及で、乗客にも過失を求めらる可能性も
このように車内事故は
「百害あって一利なし」です
特に、路線バスに
立って乗るときは注意してください
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