マナーを守れ!
会社のトイレに書いてあります
ものすごーく違和感があるのですが
皆さんはどう思われますか?
今回はルールとマナーについて考えます
※多分に私見が含まれています
意見が合わない所はスルー願います
ルール・マナーとは
少し、言葉尻をとらえた発言になりますが、意味を調べていきます
ルールとは
法律等によって強制的に守らされるものが「ルール」であると考えられます
ほっておくと無秩序になるので強制的に守らさせるものだと思われます
マナーとは
マナーは法律によって強制されませんが、人と人の関係を潤滑にするものであると思われます
「自発的」に相手を不快にさせない為、することだと思われます
マナーが悪すぎると「迷惑」という「ルール違反」で処罰されることにはなりますが
ある意味対局
ルールとマナーは同じ意味に扱われることも有りますが根本が違うように思われます
比較していきます
強制的と自発的
ルールは強制的マナーは自発的です
ルールは嫌々でも守る必要がありますが、マナーは義務ではないので強制できません
マスク装着はマナーなので、お願いするしかありません
ルールだったらカンタンに電車を降ろすことができますが、現状はこうなりますね
消極的と積極的
「○○するな!」がルールで「○○しよう!」がマナー
皆と仲悪くならない為に控えるのと、仲良くする為に行うとの違いがあると思います
罰と褒
破ると罰を与えるのがルール。守ると褒められるのがマナー
現在では「マナーよく」があたりまえになってきていますが…
西洋薬と漢方薬
現在は主流の「西洋薬」と東洋に伝わる「漢方薬」
西洋薬は基本的に体に毒です。体の過剰免疫を抑えたりするためのもの
それに対し漢方薬は体の免疫を上げるもので、相反するものですね
法律と不文律
ルールは法律であり明文化されています。証拠や論理から成り立っています
マナーは口約束や、なんとなくが多いです。また強者が勝手に決めたものも有りますね
ブレーキとアクセル
止まる理由を決めるのがルールで、進む考えがマナーです
交通で言うと
50km/h以下の道路で速度が出すぎていたらブレーキを踏むのがルールで
別に40km/hで走ってもルール違反ではないが
周りに合わせるためアクセル踏み50km/hで走るのがマナーです
公的と大衆的
ルールは大勢で話し合い決めたものです
マナーは少人数で「これが良い」と考えたものが広まったものです
(例・サンキューハザード)
のでマナーは個人差が大きいと思われます
交通におけるルールとマナー
ここからは交通事情におけるルールとマナーを考えていきます
最初はルールとマナーが一致しているものを
信号が赤なので、停止線で停止
停止線は大きく手前に引かれているのも有ります
これは超えていると大型車が来た時に曲がれなくなる場合が有る為です
マナー的にも守りたいですね
停止線で止まることでスムーズに大型車が通行出来ます
厳密には停止線を越えると信号無視に
(ある程度は黙認してると思われます)
次はマナーとルールが一致しない事例です
国道の右車線を50km/hで走る
法定速度60km/hの道を右折するために右車線に入り、社内速度50km/hで走る場合です
運送会社で社内速度を道路の速度以下に制限している場合が多くあります
(一般道50km/h・高速道路で80km/hの会社も多いと思われます)
マナーから考えると「右車線は速い車」が一般的ですので良くないと考えられますし
ルール的には問題ありませんので難しいところです
譲ってもらったらクラクションで感謝の意
最近は減りましたが、
交差点で譲ってもらった時に「プッ!」とクラクションを鳴らすことが有りました
合流時に譲ってもらった場合はハザードが主流になりましたが
今でも離れていく場合は見えないので鳴らす人もいます
マナー的にはアリかもしれませんが、ルール的には×です
控えるようにして下さいね
まとめ
- ルールとマナーは似て非なるもの
- ルールは強制でマナーは仲良くするためのものである
- ルールとマナーが合わない場合はルールを尊重しなくてはいけない
このようにルールとマナーは違うものです
両方を正しく理解しお互いが快適に過ごせるように努めましょう!
コメント