あなたの人生において、一番お世話になった車は何ですか?
私の場合は
スズキ・アルト
私の半生を共にした車です
(何度も買い換えましたが)
今回は名車!スズキアルトについて思い出と共にシェアします
※原曲はコチラ
スズキ・アルトとは
アルトはスズキが生産する軽自動車です
当初はフロンテのバンバージョン(4ナンバー/貨物)として発売しましたが
税制の優遇が無くなるとフロンテと統合
乗用車バージョンも追加されて確固としたしたブランドに
ターボもラインナップし競技でも使われ、至高の存在として現在も販売されています
また、ワゴンRのベース車としても有名です
軽のスタンダードがワゴンRに移っても廉価版のような位置づけで販売されています
名前の由来
アルトはイタリア語で「秀でた・優れた」の意味で命名されています
因みにスペイン語だと「止まれ」になりますw
初代 (1979年 – 1984年)
SS30V/40V型
初期型アルトは2ストローク3気筒エンジンを搭載!(後に4サイクル化)
スズキお得意の「コストダウン」の集大成のモデルで47万円で販売
税制に有利な軽貨物のジャンルでセカンドカー需要を満たし大ヒットになりました!
(当時軽貨物は物品税10%免除)
メモリー
我が家は当時としては珍しく共働きで、車が2台必要でした。
バスの運転手だった父に代わって母親がこのアルトで色々な所へ連れて行ってくれました
2サイクルの軽快な小太鼓のようなサウンドと白煙がドライブ感を盛り上げてくれ
楽しい時間を過ごしていたのを覚えています
ウインドーウォッシャー液はスポイトの様なゴムをプッシュすると飛び出る手動式!
後にも先にもこの車でしか体験できない貴重な経験でした!
2代目(1984年 – 1988年)
CA71V/72V / CC71V/72V型
初代コンセプトを踏襲し正常進化した2代目
ツインカム/ターボを追加したモデルも追加!初代ワークスもこのモデルで登場しました
何と言っても2021年現在でも続く「軽64馬力規制」を作ったのもこのモデルです
メモリー
近所にこのワークスとミニカダンガンを所有している人がおり、毎日見かけていました
世間が「軽でいいや」から「軽がいいね」に変わる分岐点だったと個人的には思います
3代目(1988年 – 1994年)
CL11V/21V/22V/CM11V/21V/22V/CN11S/21S/CR22S/CP11S/21S/CS22S型
3代目はホイールベースを伸ばし、当時の軽自動車の中で最長になりました。
物品税が廃止されたため、軽貨物のメリットも少なくなり軽乗用車のグレードを設定
これにより乗用車版の「フロンテ」は姿を消すことになります
また、途中より軽規格が660ccになったためマイナーチェンジでバンパーを大型化
現在の軽のお手本となった一台です
また、初代ワゴンRとベースは共通となります
メモリー
①人生で初めて動かした車が母所有の前期型のコレです。(運転ではなく)
クラッチ合わせの練習をしていたら、誤って急発進。家の塀に激突!
家に損傷が無かったもののバンパーが数センチ入り込みました
プラスチックのバンパーで割れなかったですが、怖い思いをしました
ちなみにそのころは中〇生。
(あくまで敷地内で動かした)
②後期型のATを親戚が乗っており、何度か運転(免許取得済)
当時のATは加速が悪く、常にフルスロットル
この時代の軽はMTが良いですね
③兄が550ccのワークスを購入。結局一度も運転させてもらえず
荷台に当時流行のウーハーを積み、重低音を鳴らしながら運転していました
市の職員だったので苦情が出て、通勤はおとなしく乗っていたのを覚えています
4代目(1990年 – 1998年)
HA11S/21S/HB11S/21S/HC11V/HD11V型
いままでのアルトは基本が「軽貨物」で車内スペースを重視していましたが
今回からは乗用車としてのカワイイ感じのデザインを採用。(つまり荷台が狭い)
この頃になると荷台スペースが欲しい人はワゴンRに移行しており
差別化を考えてのスタイルだと思われます
内容は正常進化でワークスには最強の「K6A」エンジンが搭載されます
メモリー
ある意味初の愛車です。4ナンバーの4MTは高速道路では唸りながら走っていました
後にこの型のワークスを購入!峠をサクサク走らせた思い出が
夜中に全開走行後、ボンネットを開けるとターボが赤く光っていたのが印象的でした
ドライブ・峠・サーキットにマルチに頑張ってくれました!
次回予告
5代目は軽規格が変更され、現在の大きさになりました(2021年現在)
ワゴンRタイプ・スペーシアタイプの台頭により更に隅っこへと
アルトはどうやって生き残るのでしょうか!
次回をお楽しみに!
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