このシリーズは即実行できる安全運転の方法を紹介しています
発進・再加速は一秒待つ
信号待ちや一時停止からの発進や徐行からの再加速は一秒待ってから始めるとリスクが減ります
解説
急いでいるときは、できる限り早く発進/加速することで早く目的地に着こうとします
ですがこれはとても危険です。
走っていれば他の車等が気づいて避けてくれることもありますが
発進や再加速のタイミングは相手には分かり辛く事故を誘発する可能性大です
メリット1
再確認の余裕ができる
一秒待てば障害物を再認識する時間ができいざという時に回避/停止が可能になることも
また、見落としをしていても相手が気づいて避けてくれる場合があります
メリット2
気持ちに余裕ができる
行動は気持ちとリンクしています。急いでいれば早く走ろうとします
逆にユックリの行動をすると気持ちは落ち着き、ユックリ走るようになります
「一秒待つ」をすると、行動はユックリで気持ちは急ぐ状態に
続けると認知的不調和が起こり気持ちもユックリに同調し落ち着いてきます
結果、安全運転に寄与します
リンク:認知的不協和理論とは
恋愛ドラマで最初は何とも思わなかったのに好きになるという話が多々あります
①何とも思わない相手に嘘告白
↓
②振られる
↓
③振り向かせる努力
↓
④好きに気付く
この場合③の行動が好きな人がする行動と同じであるため気持ちとの不協和が起こります
(いわゆる違和感)
それを解消するために脳は行動を変えるか気持ちを変えるかの選択をします
実際に行動をしてしまったのでそれ受け入れるには気持ちを変えるしかなく
脳が相手を好きになったと考えることで不協和を解消させるのでこのようになります
※現実の心理はもう少し複雑です
実際の行動
発進時
信号が青に変わっても直ぐにアクセルを踏まず、一秒待ってから加速しましょう。
ATはブレーキを離すと直ぐに前進します。ですが徐行程度のユックリです。
そのユックリのまま1秒程度進み、その後アクセルを踏み込むようにして下さい。
見落としがあってもトロトロ進むことにより周りの車等が避けてくれる場合があります。
またぶつかってもトロトロですので被害は少なくなります。
再加速
再加速する時は1秒待ち、しっかりと前を向いてから再加速してください。
下の動画は確認と再加速をスムーズ行ったため自転車と衝突しています。
再加速する前に1秒待ち顔を前に向き直してからアクセルオンにしていれば
自転車に気付き無事故だった思われます。
どうせ1秒待つなら安全確認をしてから再加速すれば尚よしですね。
まとめ
もちろん1秒待てば事故が無くなるわけではありません。ですがリスクは確実に減ります。
1秒待つのを習慣にして安全運転を!
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