地方部の奈良交通でも電気路線バスの実験が始まったみたいですね
今回は電気バス
ALFABUS ECITY L10についての解説です
ALFABUS ECITY L10とは
1999年に中国で設立されたALFABUS社のバッテリー式電気バスです
日本の急速充電規格chademo2.0に対応しており、日本での運用を可能にしています
chademoについてはコチラを
スペック
ALFABUS | ISUZU ERGA | |
整備重量 | 11.800kg | 9.800kg |
満載重量 | 16.000kg | 14.000kg |
航続距離 | 250km | 750km |
最大出力 | 210kW | 177kW |
トルク | 2600Nm | 735Nm |
燃費 | 4km/4kwh | 4.7km/ℓ |
バッテリ 燃料容量 | 297kWh | 160ℓ |
航続距離は約250kmです。日本のバスは1日100km程度ですので問題無いと思われます
さすがのモーターでエンジンとは一桁違うトルク!運転もし易いと想像できます
リンク:ALFABUSパンフレットpdf
日本仕様はウインカーが右
輸入ものは右ハンドルでもウインカーのレバーが左の事が多く、間違えてワイパーが。
ですがこのバスはウインカーを日本物と同じにしてくれているので非常に有難いです
電費/航続距離
電気自動車の最大の懸念事項、それは電費&航続距離ですね
1kWあたり1kmですので、まずまずです。
スペック上は250kmですが、実質150km程度が目安です
大型バスが1給油あたり実質400kmですので、劣化も考えるともう一息あれば安心
個人の感想
中国では大気汚染が深刻で電気自動車の普及が国策として進んでいます
電気バイクなどは免許不要で乗ることが出来て、電気車は市民権を得ている状態
バスは電気仕様のみの町もあり、既に運用実験も終わっている状態
日本は、乗用車については世界をリードする国と言っても過言ではありませんが
電気バスについては途上で、普及には中国製が大半を占めることになると思われます
そのような中、かなり熟成がすすんだモデルがECITY-L10で車両としては申し分なし
むしろ問題なのは日本の充電インフラにあるという状態です
これから日本メーカーは中国に学び、より良い車を作っていただきたいと願います
リンク:ALFABUS概要.pdf
実物を見てきました!
実物の写真を撮影してきましたので別ブログにてご報告します
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