※この記事は2023/1現在です
前回は2022年1~6月を計算しました!
今回は後半の7~12月になります!
燃料費調整額が高騰していますので、電気料金は大きく変わりました
燃料費調整額とは
飛行機代に「燃油サーチャージ」というのがありますが、これの電気料金版です
燃料費が高くなると電気代とは別に変更が行われ徴収されます
リンク:燃料費調整制度/関西電力HP
エネファームとは
ガスで発電し電気代を節約。更に排熱でガス代を節約する家庭用発電給湯器です
クチコミや感想・評判等、詳しくは過去ログで確認ください
ガス料金・電気料金の単価表
ガス関係
都市ガス1㎥の単価
(大阪ガス請求書より引用)
07月 105.45円/㎥
08月 108.39円/㎥
09月 112.76円/㎥
10月 120.24円/㎥
11月 130.40円/㎥
12月 148.14円/㎥
※基本料金は風呂等でも発生するので計算に入れません
※この料金より更に9%割引を加味
余剰電力買取金額
(大阪ガスHPより引用)
07月 14.35円/kWh
133kWh 1,909円
08月 14.74円/kWh
144kWh 1,681円
09月 15.32円/kWh
153kWh 2,344円
10月 16.31円/kWh
189kWh 3,083円
11月 17.66円/kWh
217kWh 3,833円
12月 19.87円/kWh
67kWh 1,291円
1日の発電量16.8kWh(0.7kW×24h)
1か月500kWh(停止時間有の為)
1日の発電ガス量2.64㎥(0.11㎥×24h)
1か月で79.0㎥(停止時間有の為)
1kWhの発電ガス量0.153㎥/kwh
(前ブログより)
給湯ガス削減
排熱回収等で浮いたガス代 1日 100円
契約でガス代が下がり、調理用や暖房用のガス代が下がったのも含む
電気関係
電気料金
(従量電灯A)
我が家の場合は第2段階で済む場合と第3段階と使う場合があるので二つの平均とする
(25.71+28.70)÷2≒27.2円
これに燃料費調整額を加算すると
電力1kW/h(燃料費調整額込)
07月 31.33円/kWh(4.13円)
08月 32.10円/kWh(4.90円)
09月 33.34円/kWh(6.14円)
10月 34.67円/kWh(7.47円)
11月 35.91円/kWh(8.71円)
12月 37.35円/kWh(10.15円)
各月のお得額
7月の実績
7月は8,726円お得になりました
367kWh消費
エアコンを使うようになり消費量が増えています
79㎥(定量)×105.45円(ガス料金)×0.91(9%割引)
≒7,581円が7月に使ったガス料金
発電は毎月500kWh
133kWh 1,909円が買取実績
残り367kWhが消費量
もし買電した場合の電気代
31.33円/kWh×367kWh≒11,498円
11,498円(電気代の場合)-7,581円(使ったガス代)
≒差額3,917円
排熱回収等で浮いたガス代
29日×100円=2,900円
差額3,917円+買取1,909円+2,900円
≒8,726円削減
8月の実績
8月は8,217円お得になりました
356kWhを消費
エアコンがフル稼働で消費量が大
エアコンの消費量と発電量が程よくマッチして削減効果が高くなっています
79㎥(定量)×108.39円(ガス料金)×0.91(9%割引)
≒7,792円が8月に使ったガス料金
発電は毎月500kWh
144kWh 1,681円が買取実績
残り356kWhが消費量
もし買電した場合の電気代
32.10円/kWh×356kWh≒11,428円
11,428円(電気代の場合)-7,792円(使ったガス代)
≒差額3,636円
排熱回収等で浮いたガス代
29日×10円=2,900円
差額3,636円+買取1,681円+2,900円
≒8,217円削減
9月の実績
9月は8,707円お得になりました
347kWhを消費
まだまだエアコンを使っているので消費量が多く、お得率が高いです
79㎥(定量)×112.76円(ガス料金)×0.91(9%割引)
≒8,106円が9月に使ったガス料金
発電は毎月500kWh
153kWh 2,344円が買取実績
残り347kWhが消費量
もし買電した場合の電気代
33.34円/kWh×347kWh≒11,569円
11,569円(電気代の場合)-8,106円(使ったガス代)
≒差額3,463円
排熱回収等で浮いたガス代
29日×100円≒2,900円
差額3,463円+買取2,344円+2,900円
≒8,707円削減
10月の実績
10月は8,121円お得になりました
189kWhを消費
エアコン使用量が低下。200kWh以下だとモッタイナイ気がしますね
79㎥(定量)×120.24(ガス料金)×0.91(9%割引)
≒8,644円が10月に使ったガス料金
発電は毎月500kWh
189kWh 3,083円が買取実績
残り311kWhが消費量
もし買電した場合の電気代
34.67円/kWh×311kWh≒10,782円
10,782円(電気代の場合)-8,644円(使ったガス代)
≒差額2,138円
排熱回収等で浮いたガス代
29日×100円≒2,900円
差額2,138円+買取3,083円+2,900円
≒8,121円削減
11月の実績
11月は7,521円お得になりました
283kWhを消費
ガス料金の上がり幅が激しく、相対的にガス発電費が高くなりました
電気の燃料費調整額とは少しタイムラグがあるようです
79㎥(定量)×130.40円(ガス料金)×0.91(9%割引)
≒9,374円が11月に使ったガス料金
発電は毎月500kWh
217kWh 3,833円が買取実績
残り283kWhが消費量
もし買電した場合の電気代
35.91円/kWh×283kWh≒10,162円
10,162円(電気代の場合)-9,374円(使ったガス代)
≒差額788円
排熱回収等で浮いたガス代
29日×100円≒2,900円
差額788円+買取3,833円+2,900円
≒7,521円削減
12月の実績
12月は9,714円お得になりました
433kWhを消費
消費量が多かったのと、燃料費調整額のタイムラグが重なったので
削減額が大きくなりました
79㎥(定量)×148.14円(ガス料金)×0.91(9%割引)
≒10,650円が12月に使ったガス料金
発電は毎月500kWh
67kWh 1,291円が買取実績
残り433kWhが消費量
もし買電した場合の電気代
37.35円/kWh×433kWh≒16,172円
16,173円(電気代の場合)-10,650円(使ったガス代)
≒差額5,523円
排熱回収等で浮いたガス代
29日×100円≒2,900円
差額5,523円+買取1,291円+2,900円
≒9,714円削減
合計から1年分を計算
下半期は51,006円の削減になりました
(上半期は48,547円)
合計すると99,593円光熱費が浮きます
今回の計算で分かったこと
無料で購入に近い
メーカーによると12年を対応年数としており、この計算だと12年使えば約120万円削減
前回と同じくヤッパリおおむね無料で購入できることになります
※その時点のガス電気代及び本体購入額によります
排熱利用も見逃せない
排熱(廃熱)利用も大きく貢献しています
この計算では一定にしましたが
お湯の使用量が高い家庭ほど実質の削減は大きくなると予想されます
燃料費調整額とはタイムラグが
ガス会社のガスの仕入値が高くなると早めに価格反映されますが
電気会社の燃料仕入値が上がっても少し時間が経ってから値上がりします
なのでガス代の方が少し早く値上げになりますが最終的には同じになるので安心を
まとめ
- 年間約10万円程度の削減が見込める
- ほぼ元が取れる
- 排熱(廃熱)利用削減率も見逃せない
- ガス代と電気代の値上げにはラグが
燃料費高騰でガス発電だと損をすると思いましたが結果は同じか少し得をしたようです
高騰中に購入しても損は無いようですので、興味ある方は是非とも検討してくださいね
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