排気ブレーキは重要なシステムで
これを使いこなして一人前だと思います
今回はそんな排気ブレーキの話です
排気ブレーキとは
排気ブレーキとは、排気ガスを塞き止めて
エンジンブレーキの効きを強くする装置です。
排気ブレーキは大型車両のみに付いています
エンジンブレーキはコチラ
排気ブレーキを使うと
フットブレーキをの代わりに
排気ブレーキを使うと
加熱とブレーキパッドの減りが少なくなる
フットブレーキの使用が減るのでパッドが減りにくくなります。
その結果、発熱が少なくなりブレーキトラブルが減ります

ブレーキに優しいのね
制動距離が短くなる
リアタイヤも減速するので制動距離が短くなります
車体が前のめり(ノーズダイブ)せずに減速できる
リアタイヤで減速するので前のめりになりにくいです
今回はコレについて詳しく説明していきます
これからの説明は後輪駆動車のものです
前輪駆動車の場合は、こうなりません
前のめりになりにくいメカニズム
通常のフットブレーキを使うと
次の図ようになります。
ブレーキは後ろブレーキより前ブレーキの方が
強く効くようになっています。(8:2くらい)
これはリアブレーキが強いと
後ろタイヤが滑って不安定になるためです
なので普通にブレーキを踏むと…

このように前へ傾きますよね!
(ノーズダイブ)
前ブレーキが強く効いているからです。
後ろを前と同じに効かすと
普段は良いですが雨の時や雪の時に
滑って不安定になってしまいます。
そして排気ブレーキですが、

後ろだけ強く効くため
後ろのタイヤだけ沈み込みます。

この図はイメージし易いように
極端に描いてますよ
なのでフットブレーキと併用すると

という感じになり
前のめりが極力少なくなります。
注意事項
排気ブレーキは強力に効くため、
いきなりスイッチをonにすると強いショックがでることが有ります
エンジンブレーキ→排気ブレーキの順でonにし
ショックを和らげましょう!
まとめ
走行中は色々なシチュエーションにより
状態は変わりますが排気ブレーキを使うメリットは大きいです。
皆さまも安全かつスムーズな運転の為、是非とも排気ブレーキを活用ください。
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