普通車と大型車の違いをシェアします
管理人が大型車両に乗り始めたころは
普通免許で、いわゆる4t車が乗れました
(全長8m 幅2.2m程度)
ある日いきなり乗らされるので
最初は怖かったです
今は中型免許が必要で、教習所で練習できるから良いですね
大型車の運転は普通車と操作方法は同じですが、別の技術が必要です
免許とサイズの関係は以前のブログを参考に
サイズ・大きさ
なにはともあれ、大きいです!
最大全長12m 全幅2.5m 全高3.8m
だけど、角ばっているので、車両感覚はつかみやすいです
昔は後ろが全く見えませんでしたが、
バックカメラが普及し見やすくなりました
上方向への注意
乗用車を運転していて、高さの心配は極まれですが
大型車は常に注意が必要です
バスは中から見た天井の高さと車高は同じですが
トラックはキャビンと荷台の高さが違います
町中で下ばかり見ていると天井が軒などと接触します
慣れないうちは特に注意です
重心が高い
背が高いので重心も高いです
その為、乗用車よりも車体の傾きが大きく
速度を出してのカーブは危険です
また床面が傾きやすいので
特にブレーキ時は荷崩れ等に注意
ブレーキがエア制御
いわゆる4t車以上はエア圧でブレーキを制御しています(正確にはエア・油圧混合が多い)
感覚的には「踏み始めの遊び」が無い感じ。
基本的にはドラムブレーキ型式
ギアチェンジが多段
最近はAT車がふえましたが、まだまだMTが現役です
6速は普通で7速変速も
積載が少ない時は段飛ばしシフトもできます
(例 4速→6速)
重量が変わる
人・物が乗るので、重量が大きく変わります
大型バスで80人×55kg=約5トン
車体10トン→15トン 1.5倍ですね
大型トラックは15t増えることも
車体10トン→25トン 2.5倍です
もちろん積載した状態での設計がされているので車体としては問題ないです
しかし、運転感覚は変わります
特に上り坂は驚くくらい変わります
交差点右折で思ったより加速できずに、危険が増えることも
価格
価格は高いです。地方で一軒家が買えるほど
また荷物も精密機器などを積んでいる場合もあり
交通事故にはとにかく注意
エンジン
エンジン特性的にも、経済的にもディーゼル/軽油が多いです
燃料タンクは増設することで多く積めます
いわゆる4t車以上だと100Lから800Lぐらいまでが多いです
ちなみに燃料タンク100L増やすと最大積載量が100kgほど減ります
軽油はガソリンより凍りやすいので寒冷地では注意
寿命
業務用はとにかく頑丈です
4t車以上だと10年100万キロは十分もちます
その後、海外に輸出され壊れるまで使われます
路線バスは一日の走行距離が短いので20年100万キロも
この辺りは会社の方針が大きいです
まとめ
・大型車は大きいが車両感覚がつかみやすい
・背が高いので軒などとの接触に注意
・積載により運転感覚が変わる
・価格は家が買える程度
・寿命は会社によるが
100万キロつかうことも珍しくない
大型車は事故になると被害が大きくなります
乗用車と違う乗り物と思って運転してください
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