古い電気自動車ってどうなん?
やっぱり使いにくくなったよ
約10万キロ走行で8セグになりました。
使い勝手をレポートします。
8セグとは
リーフに乗ってらっしゃらない方のために
説明いたします。
バッテリーは使う度に劣化します。
劣化すると1充電当たりの
走行可能距離が減少しますので
リーフでは劣化度が表示されています
最初は12メモリ(12セグ)ありますが
段々と減少していき、走行可能距離が短くなります
スマホの充電が、新品のころは
二日に一回で良かったのが
毎日充電が必要になるのと同じです
新品が100%の電気容量だとすると
12セグ : 85%以上
11セグ : 85%未満
10セグ : 78.75 %未満
9セグ : 72.5%未満
8セグ : 66.25%未満
公式には発表されていませんが
バッテリーの残存容量は
このように言われています
SOH(state of health)が残存容量です
実際の変化
走行可能距離の減少
皆さんもイメージできると思いますが
走行可能距離が減少しました
新車時:120km(+余裕10km)
現在 : 60km(+余裕10km)
ぐらいになっています
回生ブレーキの減少
電気自動車は減速時に
ブレーキを使わず減速します
モーターを回転させることで発電し
バッテリーに戻します
これを回生ブレーキといいます
しかし、急速充電並みの電気が発生するため
劣化したバッテリーでは受け入れできず
捨てられてしまいます。
(正確には発電せず、普通のブレーキを使います)
また、個体差かもしれませんが
ブレーキが「カックン」と効いたり
「ガクガク」と振動が出たりして
不快かつ心配になっています
(今のところ冬場のみ)
結果より一層、航続距離が短くなります
急速充電が遅くなる
容量が少なくなっても、充電時間は
最大容量の80%まで30分程度かかります
つまり相対的に充電が遅くなり、
容量は半分になれば実質
倍の時間がかかることになります
まとめ
バッテリーが劣化すると
・航続距離が短くなる
・ブレーキがおかしくなる
・充電が遅くなる
このようにバッテリーが劣化すると
2次加速的に走行距離が短くなり
遠出が難しくなります
電気自動車を購入する時は
バッテリー・航続可能距離を
意識して購入するようにしましょう
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