急速充電は全て同じだと思ってませんか?
初期型リーフで11万キロ走って分かった
急速充電の種類とコツをシェアします
急速充電とは
電気自動車において急速充電は
遠くへドライブする時の必須アイテムです
高い電圧で早く充電します
それに対して家での充電を普通充電と呼びます
電気の知識
話を始める前に電気の単位を少し
電気の単位
電気(電力)はW(ワット)で表します
1000W=1kW
バッテリーの容量
バッテリーの容量はkW/hです
先ほどのWを一時間流せる量です
1kW/h=1000Wを1時間使える電気量
初期型リーフは24kW/hです
1Cとは
1Cとは
「バッテリーの容量を充電するのに
1時間かかる電気のワット数」です
2Cだと30分
4Cだと15分
というように数字が増えるほど
短い時間充電できます
リーフの場合、24kW/hなので
1Cなら24kWで充電
2Cなら48kWで充電
という計算です
リーフは2C充電が基本です
急速充電器の種類
それでは急速充電器について見ていきます
規格
日本では「チャデモ」という規格が
メインです
2019年5月現在で約7800基が設置されています
それとは別にテスラ社が独自規格で
急速充電器を設置しています
出力
急速充電の考え方は
多くの電気をバッテリーに流すことで
素早く充電を進めます
なので出力が大きい充電器の方が
短時間で充電が完了できます
急速充電器は性能に差があります
2020年5月現在でテスラを除くと
90kWの充電器が最高出力です
ただし、充電器の出力が高くても
受け入れる車の制御で流れる電気は
決まります
合わせて読みたい
充電方法
それでは実際に充電の方法を見ていきます
充電の制御
先ほど、1C・2Cの話をしましたが
これは充電量に対して変化します
完全にバッテリーが空の場合は
24kW/h×2C=48kW
ですが
半分まで充電できている場合
残り12kW/h×2C=24kW
になります
つまり
充電が進むほど電気は絞られて
いくことになります
課金の方法
現時点で電気は免許がないと販売できません
したがって「時間」で使用料が決まります
2020年5月現在では
充電器の出力に関係なく同様に
課金されています
効率的な充電の仕方
結論は電池の残りが少ないほど
充電にかかる時間は短くなります
残りギリギリまで使ってから
充電をスタートすれば一番効率が良いです
ただし、この充電を何回もすると
バッテリーが発熱して
充電制限になる場合があります
またバッテリー切れで立ち往生にも
注意が必要です
まとめ
・充電器によって充電の速さは違う
・電気の残り少ない方が充電は速い
・充電し過ぎると充電制限が入る
最新型の電気自動車は走行可能距離が
伸び、ガソリンの車と同じ様に
使える様になりましたが
中古を買われる方は注意してくださいね
コメント