【追記/小ネタ編】路線バスのタフなAMTを攻略!いすゞ内製のお騒がせミッションの上手な乗り方を分かり易く解説します

いすゞ純正AMT バスのすすめ
画像・いすゞ公式HPより
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以前のブログで書ききれなかった内容をシェアします

管理人takechi
管理人takechi

折角調べたのでモッタイナイ

※今回の内容も運転をしてメーター等を見ながら調べたものです

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なぜMTは無くなった?

現在のラインナップにMT車は有りません

ダウンサイジングターボによりアイドル時のトルクが下がり

坂道発進が難しくなったのが理由の一つ

その為、MT車にはギアを入れるとアイドル回転が上がるスイッチがありました

アイドルアップスイッチ

その他メリットデメリットはいすゞ公式HPも参考に

3速発進

いすゞ製内製AMTミッション

個人的には常時3速発進で問題無くメリットも大なので活用すべきと思っています

3速発進が良い理由

3速発進が良い理由は以下の3つです

変速ショックが少ない

MTを運転していると2速→3速のシフトチェンジ時のショックが大きく出ることがあり、

とても気を使います。AMTでも同じで、その変速ショックがなくなるとスムーズな走行になります

加速が良い

クラッチを切っている間は加速が止まります。その回数が減るので素早く加速できます

バックトルクが少ない

2速で加速中にアクセルを戻すと強いエンジンブレーキ(バックトルク)が

そのため速度調整が難しく、結果としてスムーズに運転できません。

3速発進でも起こりますが緩やかですのでユックリ走る時ほど活用すべきです

問題ない理由

オイルクーラー

オイルクーラー

3速発進すると半クラの時間が長くなります。そうなると媒体であるオイルが過熱して不具合が

しかし、その対策としてオイルクーラーが増設されており温度管理は万全

熱は空気中に放出されるので問題なしと考えられます

管理人takechi
管理人takechi

問題がでるならメーカーは3速発進できない様にしてます

ギア比

AMTはギアレシオが低めなのでMTの2速と大差が無いです

2,600回転時の速度同士を比較すると

AMTの3速MTの2速
約20km/h約18km/h
メーター読みの数値

約10%程度しか変わりません。問題は特に起こらないと思います

アイドリングストップ

アイドルストップは常時オフにすべきと思っています

ですが色々調べましたので使い方や条件をシェアします

※低水温や警告灯点灯時は止まりません

条件

ストップの条件

「N」レンジ+フットブレーキ
「D/M」レンジ+フットブレーキ

フットブレーキは強めに踏む必要が
(踏みしろ約1/4以上)

再始動の条件
①は「D/M」レンジに入れると始動
(キーを回しても可能)
②はフットブレーキを離すと始動
(キーでは不可)

なお、どちらも再始動ボタンを押すとエンジンがかかります

停止中に「アイドルストップキャンセル」スイッチを入れるてしまうと、
「レバーN」+キーによっての始動しかできません

再始動のタイミング

再始動ボタン等で再始動する時に「始動しない!」と慌てる場合があります

測ったところ完全停止後2秒始動しないタイマーが入っているようです

これは完全に止まるまでに再始動するとセルモーターやギアに負荷をかけるからと思われます

再始動ボタン

1速発進のボタンの様に見えますが、これはアイドルストップ解除ボタンです

管理人takechi
管理人takechi

どう見ても「1ST」に見えるのですが…

使い方①
アイドルストップ中にボタンを押すとエンジンが再始動します
(上記通り2秒後以降)

使い方②
停止寸前にボタンを押すとエンジンは停止しません
(直前のみ有効)

悲しい現実

アイドルストップの条件にフットブレーキがありますが、これが厄介

車を停車させるときの停止寸前時はフットブレーキを深く踏みこんでいません

なので、そのままサイドブレーキを引くと条件に合わずエンジン不停止

サイドブレーキを解除するためにブレーキを深く踏み直すと停止してしまいます

加えて始動には2秒のタイマーがあるので、発進にもたつくことに

管理人takechi
管理人takechi

常時キャンセルが吉

サイドブザー

ギアを入れたままサイドブレーキを引くと約35秒でブザーが鳴ります

半クラ用のオイルが過熱とギアの戻し忘れの警告と思われます

サイドブレーキを戻しすぐに引くと約10秒で再鳴するので数秒空けてください

半クラドライブ

通常の半クラはクラッチ板が摩耗するのでできる限り使わないのがセオリー

ですがこのAMTはオイルが過熱するだけなので問題ないと思われます

管理人は交差点を10km程度で曲がる時は3速15km以上は4速を使っています

キックダウン

アクセル全開に踏むとその下に「カチッ」と踏み込めるスイッチがあります

コレを踏み込むとレバーを使わずシフトダウンできます

自動変速で登坂時、トルクが足らない時に活躍します

※ギアが下がる条件はレバー時と同じです

前期後期

AMTにもバージョン違いがあります

正確にはエンジンが変更されており、1,000~1,400回転のトルクが大幅アップしています

結果、AMTとの相性が良くなり坂道発進も自動で問題無く登るようになりました

個人的にはアドブルー無しを前期型有りを後期型と呼んでいます。

※記事は基本的に前期型でチェックしています

ウインカー

AMT仕様だけは何故かウインカーカチカチ音が右上のパネルから鳴っています

音がハッキリ聞こえるのでウインカーやハザードの消し忘れが減ります

他のモデルも同じにしてほしいのですが

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