【説明書】電気バスBYD・J6のを徹底解剖!各部を写真・数字と共に詳しく解説

BYD・J6 京阪バス バスのすすめ
画像・鉄道プレスより
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今回は詳細編です

スペックや運転した感想は前回のブログ

BYD・J6とは

BYD社が販売する電気バスです

100%電気で動くのにCO2を出すお茶目な車です

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鍵(キー)

鍵は乗用車と同じキーレス型です

室内は乗用車と違い広いので運転席近くに置いていないと車両を起動出来ない場合があります

また、メインキーがオフの時はキーでスライドドアの開閉が出来ます

使用電池はCR1632です

乗降扉

外からドアを開けるボタン

外から開けるには助手席側のワイパー後ろにあるボタンを押します

上のキーと同様に開きます

扉非常開閉ボタン

扉が開かなくなった際にこのスイッチを押すと手で開くようになります

復帰は運転席のボタンで行います

前後の扉、内側外側に1か所ずつ計4か所あります

インパネ

インパネはシンプルな仕様です

スイッチ類は次のブログで紹介します

メーター

表示は見ての通りです

左がパワーメーター・右が速度計

中央下が残りのバッテリーゲージです

真ん中の表示(現在モーター速度)は「Menu」横の上下ボタンで切り替え

モーター速度(タコメータ)
モーター冷却水温度計
プレヒータ燃料計
タイヤ空気圧計
エアタンク圧力計

ギアシフト

前進は「D」バック時は「R」を押します

Dに入ったままでも扉は開閉可能ですが、アクセルは遮断される為に前には進みません

ポンチョもこうして欲しいです

座席

運転席

BYD・J6運転席
BYD・J6運転席リフト

運転席は皮シート仕様

日本車の運転席は簡素ですが、海外スタンダードは快適な座席

運転手的には輸入車を増やして欲しいものです

シートの動かし方

シートはポンチョと比べて色々な調整が可能です

足下のレバー

足下のレバー

①前後調整

このレーバーを引くとシート全体が前後に動きます

②座面調整

コレを上げるとシートの座面のみ前後に移動できます

③シート角度調整

上げると座面と背もたれ両方・シート全体の傾きを調整できます

左側面のレバー類

側面のレバー

背もたれの角度を調整するには上写真のレバーを引きながら調整します

側面のスイッチ1

シートの高さを調整するにはコチラのスイッチで

「+」にするとエア圧が上がり座面が上昇します。「ー」は逆です

側面のスイッチ2

左のスイッチを「+」に入れると背もたれの腰辺りが膨らみます
(腰部にクッションを入れた感じになる)

右のスイッチを「+」に入れると背もたれの中央辺りが膨らみます

客席

BYD・J6客席
BYD・J6客席

客席は世界スタンダードの薄いクッション仕様

まあ長時間乗るわけでないので充分かと

USBがある
BYD・J6/USB
BYD・J6/USB

路線バスには不要と思われますが、各席に1つ以上USB電源が有ります

空調

BYD・J6エアコンパネル

空調は冷暖房ともにフルオートです。

走行用の電気を使うので航続距離が減少します。節約しましょう

プレヒーター
BYD・J6給油口

オプションで燃料式暖房も選べます

これより冬場の航続距離低下を抑えることが可能

暖房は燃料の方が高効率なので、この仕様が普通になればと思います

バッテリー

走行用バッテリー

走行用バッテリは後部にあります。右側からよく見えます

約21kWhのバッテリーを5個搭載

計約105kWhです

カートリッジ式になっているので交換し易いか

走行可能距離

公称値1.42km/kWhで約150km走れます

海外製なので空調を使わなければ実際に走ると思われます
(日本製は2/3程度)

冷暖房を使うと大きく減少するので要注意

補機バッテリー

補機バッテリー(ライト等用)はLN5(欧州規格)になります

位置はリアハッチ内左下です

タイヤ・ホイール

タイヤは215/70R17.5の6穴。推奨空気圧は690kPa

ホイールナットの締め付けトルクは430Nm±20Nmです

ホイールは銀メッキでカッコイイ!

ポンチョとサイズが違うので共用は不可ですね

充電口

充電口は車両右後ろにあります。CHAdeMOの急速充電のみ

運用には急速充電器の設置が必須ですね

車椅子用スロープ

こちらは大型バスと同じで床に埋め込み式です

全開にしたドアの幅より広いので展開する時は左側を折りたたみながら行います

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